禅ストレッチ

体をやわらかくしてリラックスし、心身のバランスを調整

心と体のバランスを調整するため、スポーツと同様の効果がある「禅ストレッチ」です。。体がかたいと感じるときには、実は体の表面ばかりでなく、神経・内臓・血管といった体の内部までがかたくなっていることが多いようです。
ストレッチ運動をして内臓や血管など体の中まで柔軟にしておくことが必要です。ストレッチは座ったままでも寝転がったままでもでき、相手もいりません。深い腹式呼吸とともに行うことによって血行も促進され、リラックス効果ももたらされます。また、ストレッチ運動が精神安定効果を促して不眠やイライラなどの症状にも効果があることがわかりました。
こうした観点から、ストレッチ運動の重要性を痛感し、禅ストレッチとして症状別にまとめました。ストレッチ運動を行う前に、次のような注意点があります。

  1. 痛いのを我慢してまでやらない
  2. 動きやすい服装で行う
  3. 少しずつ継続して行う

次に不眠に効きめのあるストレッチ法を紹介します。このストレッチ法と合わせて腹式呼吸と自律訓練法を行うとさらに効果的です。深い腹式呼吸は精神を安定させて体の緊張を解きほぐします。

1日の整理をして熟睡をもたらす足抱え

心地よく深い眠りを得るためには、昼間の活動量をふやすことです。昼間の運動量が少ないのであれば、適度なストレッチが必要となります。そのためには、眠る前に1日の整理体操のつもりで、「片足抱え」を行ってください。

1日の疲れをクールダウンする片足抱え

  1. 体をあお向けにしてゆっくりと深い腹式呼吸を数回行う
  2. 呼吸が落ち着いてきたら片足を深く曲げて両手で抱える
  3. ももをおなかにつけるように強く曲げ、そのまま10秒間維持する。もう片方の足も同様に行う

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