手で行う耳のツボ刺激のやり方
耳には全身の各器官と対応する多くのツボ「反応点」があることはよく知られていますが、手で刺激するだけで効果があることは、実際に自分で試してみるまで思いもよりませんでした。
ここではだれにでも簡単にできて効果的な耳たぶの刺激法、「耳たぶあんま」紹介します。
- 耳たぶあんまを行うときは、正座するか、安定したいすに座り、背すじを伸ばしてきあごを引きます。この姿勢をとることによって気(生命エネルギー)の通りがスムーズになります
- 耳の中央を手でつかみます。両手で軽くこぶしをにぎるようにして、親指の腹と人差し指の側面で大きく耳をつかんでください。
- ゆっくり深呼吸しながら耳を左右に引っ張ります。5秒間引っ張っては力を抜く動作をくり返し、これを1~3分続けます。1日2~3回、いつでも好きなときに行います。
最初は痛く感じる人もいますが、少し強めに引っ張るほうが効果的です。続けているとしだいに痛みがなくなり、気持ちよく感じるようになります。
慣れてきたら、斜め上や斜め下、前後に引っ張ったり、ねじりながら引っ張ったりしましょう。左右の耳で痛みに差があるところや違和感があるところは、念入りにもみほ、ぐすとよいでしょう。耳たぶあんまを行うと、最初は耳がポカポカして、やがて全身が温まって心地よく眠れます。まるで脳がマッサージをされているような心地よい感じを得ながら眠りにつけるのです。
耳たぶあんまを続けると、自律神経が安定して心身の状態をうまくコントロールできるようになり、首の緊張も取れるため、毎日ぐつすり眠れるようになぃソます。毎日寝る前の耳たぶあんまをおすすめします。