眠れないときにも眠いときにも効く万能ツボ
不眠症には、夜なかなか寝つけない、夜中に目が覚めてそのあと寝つけない、または早朝に目が覚めてしまうなどのさまざまなタイプがあります。
ここで紹介するのは、そのいずれの症状にも有効な労宮のツボです。このツボはまた、眠けや全身のだるさを取るときにも有効です。
これは、労宮を刺激すると、自律神経が安定するためです。労宮の労は過労の労で、宮は集まるという意味があります。つまり、全身の疲れが集まっているツボなのです。労宮のツボの位置と刺激のしかたは次のとおりです。
指をコの字型に曲げ、そのまま手のひらの中に折り込みます。すると、中指の爪の先が手相でいうところの知能線のあたりにぶつかります。知能線上でちょうど中指の爪の先が当たる場所が労宮です。
この労宮を親指で押してもむように刺激します。きちんとツボの位置に正しく入れば、中指の先までジーンと心地よく響く感じがわかるでしょう。夜、ふとんの中で片方の手のひらを4~5分刺激したらもう片方の手のひらを同様に刺激します。そのうち手が温かくなって眠くなります。
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