しそジュース

胃腸の働きをよくして不眠を解消

シソの旬は6月~9月ごろです。シソには赤ジソと青ジソの2種類があり、青ジソの葉は「大葉」とも呼ばれて1年じゅう出回っていますが、赤ジソは梅干しを漬ける季節である6月~9月ごろの間だけ売られています。

漢方などで薬として用いられるのは、主に赤ジソのほうです。シソは、シソ科の一年草で、中国やミャンマーが原産です。日本にもかなり古くから存在しており、縄文遺跡から種が出土しています。

シソを配合した有名な漢方薬には、半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)、神秘湯(しんぴとう)=気管支ぜんそくの薬、香蘇散(こうそさん)などがあります。

漢方的にいうと、性質は温(あたためる) で、よい香りが特徴です。また、シソは、味は辛(からい)、非常に軽量であることも大きな特徴といえます。

シソの薬効は香りにあると古くからいわれてきましたが、これはシソの葉に含まれている揮発性の油(シソ油)によるものです。

漢方的には気(東洋医学でいうところの生命エネルギー) のめぐりをよくする作用があると考えられています。このような性質を利用して漢方では主に胃腸や肺の症状に用います。不眠の原因にはさまざまありますが、胃腸の働きが悪いことから起こるものも多くあります。シソは気をめぐらせるので、抑うつの原因となる気の滞りを取って、気分がふさぐのを防ぐ作用があります。

胃腸の働きを正常にする作用とともに、不眠の解消に役立ちます。また、シソは体を温めるため、手足の冷えから寝つきが悪くなる場合にも効果を発揮します。

シソの薬効をジュースで摂取する

シソは、生薬を食べるのでは一度に摂取できる量が限られてしまいます。そこで、シソジュースにしておいしく効率的に摂取する方法をご紹介しましょう。
シソジュースの作り方は次のとおりです。まず、シソの旬のころに出回る新鮮な赤ジソの生葉を150g用意します。これを30分ぐらい水にさらしてアク抜きをします。

また、赤ジソの葉を乾燥させたものが生薬として漢方薬局で市販されていますので、そちらを利用してもよいでしょう。この場合はアク抜きは必要なく、量は10gを用意します。

これを1リットルの水とともに鍋に入れ、強火で煮ます。沸騰したら弱火にして15分ぐらい煮て火を止めます。長時間煮すぎると香りが飛んでしまい、薬効も落ちてしまいます。

シソの葉は、鍋から取り出してその残りの汁に好みでハチミツを適量加え、甘みをつけたらできあがりです。不眠解消のため、一日に200ccCぐらい飲むとよいでしょう。

自分で作るのは大変な人は、市販のものを利用するのもよいです。

しそは、アレルギーを抑制する効果でも注目されています。
無農薬栽培の赤しそで作った赤しそジュースは、花粉症対策にも!

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