自然な眠りのリズムが崩れている人は、身体のスイッチONとOFFをサポートしてくれる、快眠メソッドを試してみましょう。就寝前のゆったりゆるめ気功で、ぐっすりの眠りを手にいれましょう!
快眠メソッド 就寝前のスイッチOFF
ゆるめ気功で目と頭の疲れをとってぐっすり眠る準備を。
夜眠る前は身体が自然にゆるんで、心も落ち着いた状態で眠りにつくのが理想的です。でも身体が緊張したままだと、この自然なリズムが妨げられてしまいます。
そこで、緊張をゆるめるポイントは頭部と骨盤のコリ。
頭部の緊張をゆるめるには、耳をもみほぐすのと、首をゆっくりとまわすのが良いです。これは、疲れ目にも効果的です。
そして、骨盤のコリをとるには、足の裏をさすります。ベッドの上で簡単にできるのでおすすめです。足の裏は骨盤と連動しているので、やさしくなでるようにさすりましょう。
また、後頭部に手のひらをあて温めると、頭部と骨盤、両方が自然にゆるみます。
メソッド1 耳もみ
自分で耳の上半分を触ってみて硬い部分があったら、目が疲れている証拠です。耳もみでほぐしていきましょう。
ここは視神経の反射区(身体の各部位などにつながっている抹消神経が集中しているところ)といわれていて、もんだりすることで血液の循環が良くなり、不快な症状から開放されます。
ほぐすのは耳の上半分ほど。人差し指と親指で耳の上の部分をギュッとつまみます。そのまましぼるような感じで耳をねじりましょう。つぎは、ギュッとつまんだまま、少し強めに横にひっぱります。だんだん軟らかくなってくるのがわかるでしょう。
メソッド2 首まわし
首をゆっくりまわして、首や肩の血行を促します。一周するのに30秒以上かけ、頭の重みに任せるようにしてゆっくりとまわしましょう。身体の力を抜いて、口も自然に開けたまま、息をゆっくり吐きながら行います。
メソッド3 足の裏さすり
足の裏は、骨盤の反射区。知らないうちに負担がかかり凝ってしまった骨盤をゆるめましょう。あぐらをかくように座り、足の裏と手のひらを重ねるように合わせ、なでるように優しく全体をさすります。足の裏と手のひらが一体となったような感じになるまで、じっくり時間をかけてなでましょう。呼吸はゆっくりと。
メソッド4 脱力のポーズ
最後は、脱力ポーズで全身の力を抜きましょう。手のひらを後頭部の耳の横の辺りにあて、そのまま両手を組みます。仰向けに寝て、脚を伸ばしたまま気持ちがいい方向に軽く組みます。脚を組んで横になるとリラックスして、自然に眠くなるでしょう。