深呼吸で自律神経の働きを整える

自律神経には、体が緊張モードのときに働く「交感神経」と、リラックスモードのときに働く「副交感神経」の2つがあります。この2つがシーソーのように働くことで自律神経のバランスが調整されています。
交感神経は心拍数や血圧を上げるなど、エネルギーを消費して体を活発にするのに対し、副交感神経は消化や吸収を良くしてエネルギーをたくわえ体を回復させるという、正反対の働きをしています。

ストレスを抱えていて眠れないというときは、交感神経が過敏になっていることが多いのです。そんなときには呼吸を上手に使って自律神経のバランスを整え、睡眠の質を上げましょう。
ゆっくり長く息を吐くと、副交感神経が優位になってリラックスしてきます。

息を吸う→ 交感神経優位(緊張モード)

心拍数が上がる、体の末梢の血液が減る、腸が活動しない状態。

ストレスを受けたり緊張したりすると、交感神経が優位になります。心臓がドキドキして呼吸が浅く荒くなり、体の末梢の血流が悪くなって、腸もよく活動しなくなります。こんな状態ではぐっすり眠ることができません。
交感神経優位に偏っている人は、ゆっくり長く息を吐く呼吸、つまり深呼吸をすることで副交感神経を刺激しましょう。

息を吐く→ 副交感神経優位(リラックスモード)

心拍数が下がる、体の末梢の血液が増える、腸が活動する状態。

心拍数が減り、末梢の血管が拡張して血流が良くなり、胃液の分泌も増えて腸の動きも活発になります。快眠は、体がこのような状態でこそ得られます。
緊張しているときでも、ゆっくり長く息を吐くように呼吸を続けると、副交感神経が優位になって落ち着いてくるのです。

呼吸法には即効性があって、寝る前に行うと寝つきが良くなるといいます。毎日意識して繰り返し行えば、偏っていた自律神経のバランスが次第に改善されます。

それでも難しいという人は、自律神経のバランスを整えるための音楽を聴いてみるのも良いでしょう。
自律神経にやさしい音楽はこちら。

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