布団に入っても、なんだか脚がむずむずして眠ることができない、脚を動かさずにはいられない、そんな経験はありませんか?それは、もしかしたらむずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)かもしれません。
むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)が眠りを妨げる
むずむず脚は、眠れない病気のひとつとして挙げられます。眠れない原因のひとつとして、以前にNHKの「ためしてガッテン」で、むずむず脚症候群がとりあげられたこともありました。
このむずむず脚症候群、医学的病名では【レストレスレッグス症候群】といいます。あまり知られてはいないようですが、実は結構たくさんの人が悩んでいるという病気なのです。
症状を感じ始めるのは夕方以降から夜が多く、寝るとき以外にも、長い間じっとしているときに症状があらわれることがあります。
病気の名前のとおり、脚がむずむずする、ピリピリする、かきむしりたい、など、太ももやふくらはぎの辺りに虫がはうような不快感を覚えて、じっとしていられずに、寝つきが悪くなります。
私の体験談
実は、管理人の私も実際むずむず脚になったことがあります。現在では全く症状はありませんが、当時(もう10年以上前のことですが)は、それはそれは本当に苦痛だったことを思い出しました。
私の場合は、夜寝ようとしてベッドに横になると、文字どおり、脚がむずむずして、とにかくじっとしていられない!という感覚でした。感じ方は人によって様々で、だるいとか、ほてるとか、ピクピクするというような人もいるようです。
もちろん当時は、それがこういった病気であったことは知るよしもなく、ただ脚の不快感がひどかったあの感じは、今でも忘れられません。何の治療もせずにいつのまにか、私のこのむずむず脚が改善されたことはラッキーだったんだなと思いました。
むずむず脚の原因と対策
原因は十分には解明されていないようですが、脳の伝達物質のひとつであるドーパミンの機能障害や、鉄分不足が考えられています。また、慢性腎不全、糖尿病、関節リウマチなどの病気を持っている場合も、むずむず脚症候群の原因になります。
パーキンソン病の治療薬を用いると、症状が改善することがわかってきたようです。
むずむず脚は脳の神経の働きと関係しているそうで、A11(エー・イレブン)という神経細胞を元気にするために必要な栄養素は「鉄分」です。女性は月経や妊娠などがあり、鉄分不足(鉄欠乏性貧血)にもなりやすいので、患者の数は女性のほうが多いのです。
また、若い時よりも高齢になるとむずむず脚になりやすいそうで、自分でできる対策としては、まずは生活習慣を改善することです。普段カフェイン・アルコールなどの刺激物を多く摂っている人は量を控える、それからレバーや赤身の肉や魚などでできるだけ鉄分を摂取する、といった食事が大切になります。
そのほか自分でできることでは、就寝前に脚のマッサージやストレッチをして筋肉のこわばりを取るのもよいそうです。
喫煙は症状を悪化させるので、たばこを吸う人は禁煙したほうがよいでしょう。
眠れないからと睡眠薬を服用すると、頭はぼんやりしてきて眠いのに脚がむずむずで眠れなくて、かえって辛くなってしまいます。
思いあたる人は、ガマンしないで早めに専門医を受診するとよいでしょう。
ドーパミン作動薬の服用でウソのように症状が楽になったという人もいるそうなので、症状が辛く眠れない人は、無理をせずに病院へいきましょう。専門は神経内科や精神科です。
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